クトゥルフクエスト・第一ラウンド 探索者達の出会い~世界へ

EH・リプレイ1
EH・リプレイ1エルドリッチホラー
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4人は連絡を取り始めたばかりで会ったこともありませんが、共通の目的を持った仲間として、世界のあちこちで活動を始めました。

 

アクション:事件調査に向けた準備

最初のラウンドとなります。

新米警察官 トミー
司書 デイジー
天文学者 ノーマン
政治家 チャーリー

ボードゲームに限らず手番があるゲームの常で、決まった順に行動することでラウンドが進みます。
最初はリーダーである新米警察官トミーから始まり、最後はチャーリー。

リーダーは誰でも良いのですが、トミーになったのはアクション映画の主人公的なキャラクターであること、プレイヤーが一番慣れているということが決め手になりました。

新米警察官 トミー

まず、トミーは1マス移動してサンフランシスコに来ました。

新米警察官としてアラスカに赴任していた彼にしてみれば、久しぶりに防寒着を脱ぎ、嗅覚が戻ってきたところでしょう。
寒いとちょっとぶつけるだけで痛いし、匂いはロクに感じないし、人より動物の方が多いし…と、滑る路面に気を付けながら歩いたり、運転してきたトミーにしてみれば、開放的な大都会のはずです。

デイジー
デイジー

アラスカにいればいいのに…アメリカ最大の州にしてバミューダ・トライアングル・オブ・アラスカ…通称アラスカ・トライアングルのド真ん中でしょ。

トミー
トミー

へ?

デイジー
デイジー

この20年間に60000人が失踪、ここ10年では1200機以上が墜落しててUFO目撃が多発…。

トミー
トミー

そ、そうなの?

デイジー
デイジー

ほんとに警察官なの!? 『UFOに乗りたくて。』のブロガー・夜空照夫さんが出かけたっきり更新されなくなったのはアラスカ・トライアングルへ取材に行ったからじゃない

トミー
トミー

…。

このゲームは何が怖いって、旧支配者(クトゥルフなど)の復活とそこに至るまでの世界の変容が恐ろしいですのですが、デイジー役のプレイヤーさんが披露するオカルト知識もけっこう怖いです。

1マス移動しただけでこれですよ。
ゲームが終わるまでに数年かかるんじゃないかという恐怖もプラスされました。

ちなみに彼女が言っていたブログを見に行ったら、本当に更新がストップしていました。
無事をお祈りすると共に、リアル探索者をぶっこんできたデイジーにイエローカードを出したい気持ちでいっぱいです。

トミー
トミー

せっかく来たんだから、美味しいカニ料理でも頂きたいところだけど、そんな暇はなさそうだな。

実は世界一のグルメ都市と言われているのがフリスコ。
昭和の人がいうシスコ。
サンフランシスコですね。
なんといっても有名どころは、トミーも言っているカニのダンジネスクラブでしょう。
甘みがあって美味しいです。

グルメの街で料理を堪能できないとはトミーも気の毒に。
とは言え、トミー役のプレイヤーさんはクラブとロブスターの味がどう違うのか分からない人なので、チェリーパイでも食ってればいいと思います。

日本でグルメと言えばアンジャッシュの渡部さんですが、コロナが落ち着きかけてもご自身はいろいろ自粛しなきゃいけないようで…(閑話休題)。

トミーは高低差の大きいケーブルカーを乗り継ぎ、チャーリーの待つ指定場所へと急いでいます。
情報交換をするのだそうです。
警察官が政治家に呼ばれる…しかもケーブルカーでしか行けない場所。
嵐だ、深きものだという前に、チャーリーに消される気配がぷんぷんします。

そう思ったのかは不明ですが、なぜかトミーは病院に立ち寄っています。
何か危険じみたものを感じたのは確かなようでした。

助力カード「包帯」

彼は、移動後のアクション2つ目として助力カードを得ることに。

【影響力】の能力判定は成功。
結果、無事に助力カード・包帯 × 1 枚 を手に入れて、アクションを終わります。

そう、このカードがきっかけになりました。
ゲームとしては札を引いただけですが、リアルに想像するといきなり「包帯」が手元に出現するという超常現象になってしまう為、プレイヤーさんが後付けでいろいろ考えて「病院に立ち寄った」とか言い出すのです。

リモートプレイはとにかく時間に余裕がありますから、こうしたこだわりを見せるには最適でしょう。

包帯を買うだけならドラッグストアで十分ですから、彼が病院に寄ったのはサンフランシスコでも「歯型のついた死体」が搬入されなかったかを聞き込みしたのかもしれません。
このあたりを突き詰めていくと、ボードほったらかしで、テーブルトークRPGになってしまうため、そこそこでやめておくのが吉。

さて、サンフランシスコへ移動して終わることにより、後ほどアメリカ遭遇カードを引くことになります。

エルドリッチ・助力カード置き場

この時点で助力カード置き場は上記の通り。
「包帯」の代わりに「カルト信者の手記」が来ましたが、いずれもコストの高いものばかりが並びます。

準備しておきたいものは多いものの、買うには交渉能力の高いキャラクターが有利になりますので、あとでチャーリーに挑戦してもらうことになるでしょう。
というか、世界の状況も助力カードも全員に見えていますので「交渉が高いチャーリー頼むね」などの会話が聞こえてきます。
当のプレイヤーは「かたっぱしからゲットできたら大草原でマジ卍」とこれまた若い感じを出そうとして失敗していましたが…

 

司書 デイジー

次に司書デイジーはインドの西海岸、都市ムンバイ(17のマス)まで移動します。

インド門

華やかなりし、夜の街ムンバイ

昔はイギリス領でしたが、当時のインド帝国時代を象徴するインド門は、今では国内有数の観光スポットとなっています。

他のランドマークと違い、夜は華やかなライティングも施されるという、観光産業まっさかりのインド最大都市になりました。
インド門自体は、ムンバイのタージ・マハルとか言われていますが、建てられたのは20世紀に入ってからです。

デイジー
デイジー

100年前までチャトラパティ・シヴァージー・マーグにある何だか汚い桟橋だったのにね…。改装してからは有名な上陸地点になるんだから、日本のお台場みたいなものかな。

さらっと前世紀のことを言っています。
実は齢数百年の妖怪かもしれません。

賑やかな観光客たちの間を縫って、デイジーはホテルに直行しました。

ニランタ トランジット ホテル ムンバイ エアポート

1泊2日で1万円強という四ツ星ホテルとは思えないリーズナブルさです。

実際、インドなら日本円で2,000円から泊まれるホテルがいくらでもあります。
彼女がそれを避けたのは衛生的な理由もあったそうですが、一番の理由は「本を集中して読みたかった」との事。
近くの古書店で書籍を見つけ、それをキャリーケースに放り込んでいたようです。

デイジー
デイジー

旅をする楽しみは、やっぱりこれに尽きるわね…うふふふ。

プレイヤーさん曰く、
「デイジーはこうして、多くの不可思議な書物を見つけてきては、不可思議な知識を仕入れることに長けた、ちょっと変わった特技を持つ司書なの」

もはや司書というより魔女としか思えませんが、部屋で集中できる環境を整えただけのことはあります。

インド門の近くは昼夜を問わず騒がしいですし、安宿に泊まって、隣の客がラッシーに妙なモンを混ぜてラリった日には読書どころではありませんから、司書の割には旅慣れているのでしょう。

【観察力】の能力判定…結果は成功。

手にした書物の中から精神的苦痛を和らげるのに有効な方法が書かれたページを見つけます。

助力カード「不浄の書」を入手。

ムンバイの夜にデイジーの笑みがこぼれます。

助力カード「不浄の書」

デイジー
デイジー

インドで不浄? 左手で書かれたってわけではないわよね

ンなことあるかい!

 

天文学者 ノーマン

ノーマンは高齢ということもあり、あまり動くべきではないと考えていました。
プレイヤーさんは高齢ではありませんが、ノーマンの気持ちがよく分かる男です。
グルコサミンなしではキツい膝・腰の痛みに加え、糖質大好きで中性脂肪と悪玉コレステロールにまみれたボディ。
いつ痛風になるか分からないという恐怖を抱えています。
ノーマンというより肥満です。

ノーマン
ノーマン

老いた体に旅行かばんは重すぎるのぅ。移動するなら一気に移動したいものじゃ。

「のぅ」&「じゃ」が出ました。
方言でもない限り、おじいちゃんがまず言わない語尾は健在です。
プレイヤーはビデオチャットの向こうですでに2本目のチョコバーをかじっています。

動きたくないことに関しては誰よりも、プレイヤーとキャラクターがシンクロしているノーマンは、もしもの時には移動しますが、それも差し迫った時だけと決めたようです。

できるだけ少ないアクションで距離を稼げるように、鉄道の旅行チケットを手に入れることにしました。
また、2つ目のアクションは「集中」を選択して、集中トークンを一つ得ました。

ここ一番という時には集中トークンを一つ消費することで、ダイス一つ分を振りなおすことができるようになります。

 

政治家 チャーリー

チャーリーは先に予定していた通り、助力カードを得る為、持てる財力と交渉力を使って古物商から選りすぐりのアイテムを物色し始めました。

チャーリー
チャーリー

ほう…これは…。

古物商「ひっひっひ…旦那様もお目が高い。それは今は無きカルト教団が後生大事に持っていた手記。見る人が見れば魔法がかかっているのだとか。争い事になれば、戦いの神が持ち主に大きな能力を授けてくれるという噂の…」

チャーリー「いくらかな?」

古物商「今ならアメリカドルで3,000…」

チャーリー
チャーリー

安いな。買った。

即決しやがりました。
旅行者の買い物は、まず値切るのがセオリーです。
次に来た旅行者の為にも上手に値切って、現地の人に相場を叩きこんでやりましょう。
それをこの成金は…
苦労知らずなところは世襲議員でしょうか。

ちなみに『エルドリッチホラー』には<プレイヤーの一人が古物商を演じること>なんて一言も書いていないのですが、ノーマンのプレイヤーが突然、先の怪しげな古物商になりました。
一応、言っておきますが、こんなやりとりは必要ありません。

所持金の概念がないボードゲームなので、仮に謎の手記が10億ドルでもパっと手に入ります。
逆に貯金が100兆ユーロある!と豪語したところで、「負債」カードが手元にあれば問答無用で借金生活に突入です。

助力カード「カルト信者の手記」

その日の夜。
チャーリーと合流したトミーはお互いの情報を交換しました。

今はまだ大したものはありませんが、これからの行動指針などを話し合うことが多かったという設定です。
その中にはチャーリーが手に入れたばかりの「カルト信者の手記」は、トミーに手渡されました。

トミー
トミー

俺が持っていていいんですか? 高価そうですが…。

チャーリー
チャーリー

なに、大したものじゃない。君のような正義感が役得を上回る若者は少ない。今の時代は特にね。有用なものがあれば、すぐ秘書に届けさせよう。我々の活動はひょっとしたら…世界を左右するかもしれん。。

トミー
トミー

世界ですか…。

チャーリーは元々、「助力カードを得た時点で人に渡すことができる」という能力を持っているので、トレード自体はアクション回数に入りません。
そのため、もう一つのアクション「集中」を行います。

何かあればいつでも動けるよう、普段の仕事を集中してこなし、スケジュールに余裕を持たせておいた、といったところでしょう。

ちなみにこの2人、余計なことをしています。

トミーがチャーリーのいる部屋をノックすると、中から音楽が聞こえてきます。

チャーリー
チャーリー

開いているよ。

トミー
トミー

失礼します。まさか、音楽鑑賞のために呼んだんですか?。

チャーリー
チャーリー

もちろんだ。ワインでも飲みながらどうかね。この曲は?。

トミー
トミー

レディー・ガガですか。

チャーリー
チャーリー

バッハだよ。ヨハン・ゼバスティアン・バッハ…ピアノ協奏曲 第5番ヘ短調だ。

トミー
トミー

(俺の耳はどうなってんだ)

しばしの沈黙の中、チャーリーがメモに何やら書いてトミーに見せます。

 

<I want to be heard by no one.>

誰にも聞かれたくない。

ニヤリと笑うチャーリーがカルト信者の手記を渡し、トミーもクラシック音楽にかき消されるよう小さな声で話す。
そんなシーンが繰り広げられたわけですが…

ボードゲームだっちゅーに!
さっとカードを渡して終わりでいいの!!

こうして、全員のアクションフェイズが終わりました。

次は遭遇フェイズです。

 

遭遇:探索者たちが出会う非日常

遭遇フェイズに入ります。

リーダーであるトミーから順番に遭遇カードをめくっていきます。

 

新米警察官 トミー

まずはサンフランシスコにいるトミーが、アメリカの遭遇カードを引きます。
出たのは…

アメリカ遭遇カード17

トミー
トミー

まずは情報収集だ。勘が外れていなければ、何かが起きようとしている。記者たちがよく利用するイジーの酒場で飲むとするか。チャーリーの所ではコーラだったし…鼻の利く記者でもいればいいが。

結果、観察力+1。

集中トークンは持っていないので、消費することもなく、そのまま結果として終わります。
しかし、ステータスが上昇したことは実に幸運な結果だったと言えるでしょう。

 

司書 デイジー

一般の遭遇カードを引きました。

ゲーム的には一般ジャンルは大したことのない内容が多いのですが…

一般遭遇カード17

彼女は「犯罪王」という近年ではあまり聞かない恥ずかしい王様と関わり合いになってしまいます。
カードの指示通りにした結果、ユニークカード1枚と引き換えに債務状態に陥りました。

『エルドリッチホラー』ではよくある事です。
ついさっき、有り金がどれだけあろうと、カードを引けば借金生活になると紹介しましたが、こんなに早く実現するキャラクターがいるとは…

とにもかくにも、デイジーが選んだユニークカードは知識が+1される「アンナ・ティルトン」でした。

ここでまたノーマン役のプレイヤーが犯罪王になって余計なシーンに突入…

犯罪王「いい部屋だな」

デイジー
デイジー

ちょっと! いきなり入ってきて誰!?

犯罪王「巷じゃ犯罪王なんて言われてるらしいが…ちょっと一般的じゃないというだけでまっとうビジネスマンさ。このあたりを嗅ぎまわってるってのはあんたか、ねえちゃん」

デイジー
デイジー

…。

犯罪王「ここムンバイは俺のシマだ。チンピラのケンカから、よそ者がカレーを食ったまで何でも耳に入る。旅行者になりすましたインターポールに足元をチョロチョロされたらゾっとしねえってもんよ」

デイジー
デイジー

本当に旅行者よ!

犯罪王「信じたいね。だが、情報収集に余念のない綺麗どころが、この1週間に2人も入港したとなれば、そうは信じられない」

デイジー
デイジー

(私の他にも?)

犯罪王「とは言え、俺も犯罪王と呼ばれる男。美人をかこってるとなれば聞こえはよくない。どうだ。ここはビジネスといこうじゃないか。2人は自由になる。俺は金を得る。ん?」

デイジー
デイジー

財布の中身はこれで全部…

犯罪王「おいおい、これじゃタクシーでニューデリーに行くことすらできねえな。俺のビジネスには銀行に限りなく近い金融業も含まれるぜ」

というわけで、アンナ・ティルトンと債務カードを得た、と。

ユニーク助力カード「アンナ・ティルトン」

状態カード「債務」

だから、これはボードゲームであって、テーブルトークRPGじゃないから!
なんでそんなにロールプレイが好きなんだよ…

プレイヤー的に、突然、誰かと一緒になったり、何かを手に入れたりという不自然さが気になるのは分かりますけどね。
ボードゲームっていうのはそういうものだと割り切らないと、このようにいちいち“ムービーシーン”が入って、一向に進みません。
クトゥルフも待ちくたびれています。

一応、カードの説明をしておくと、債務状態はすぐにどうなるという事はありません。
ですが、同時発生効果の赤いアイコンが出てきたらどうなるか…今後に注目したいところ。

「アンナ・ティルトン」を選んだのは、上海に着いた時のことを考えて、リサーチイベントで少しでも優位になるよう考えたとの事でした。
本の虫&知識欲旺盛な女性が増えたので、チャーリーの秘書も含めれば、世界の破滅に気付いて活動している探索者は6人と言えるでしょう。

 

天文学者 ノーマン

ノーマンはアーカムから動くことはありませんでした。

この場合「アメリカ遭遇カード」と「一般遭遇カード」のどちらかを選ぶことになります。
彼が選んだのは「アメリカ遭遇カード」でした。

そうして引いたカードはこちら(↓)。

アメリカ遭遇カード19

アーカムにあるダイナーというと、『バットマン・アーカムナイト』(ゲーム)に出てくるバーを連想する人も多いでしょう。
が、あれはほぼバーです。

日本のファミレスに近い感覚で、バスや電車のボディがそのままお店になったような軽食&バーみたいなものがダイナーになります。

さて、マーのダイナーで夕食を終えたノーマンが、ふと席を立とうとしたら、前の客が忘れていったであろう手記が置いてあるのに気が付きます。
政治家から犯罪王まで演じるノーマン役のプレイヤーは、極めて良い人柄で、善良な市民を形にすると彼になると言っても過言ではないでしょう。
テーブルに忘れ物があったよ、と馴染みの店員に渡してあげようと思いつつ、手に取ってパラパラとめくるとそのままカバンに入れました。
パクるんかい!

ノーマン
ノーマン

誰かを呪いたいのか? 恐ろしい、いや愚かなことじゃて。荒れた世になると、こういう超常的なものが出回るようになる。どういうわけか効果も発現する。まるで人の心の荒れようがそのまま世界に反映されているようで悲しいのぅ。

どうやら、ノーマンの見つけた手記には、呪詛のようなものが書かれていたようです。
扱いを間違えれば自らの破滅を招くかもしれない危険なもの。
邪な人の手に渡るよりは、自分が持ち帰った方が良い。
色々と理由を付けてはいますが、要するに「コレ前から欲しかった!」。

この夜、ノーマンが得たカードはこちらの2枚でした。これからの活動に役立つかもしれません。

ユニーク助力カード「古い手記」

呪文カード「衰弱」

 

政治家 チャーリー

チャーリーはアメリカの遭遇カードを引くことにしました。

アメリカ遭遇カード7

エグザミナー紙 (The San Francisco Examiner:サンフランシスコで発行されている日刊紙)から、「NO MORE GUNS」の紙面を飾る取材がありました。

エグザミナー紙
エグザミナー紙

チャーリー・ケイン議員、あなたは銃規制反対派で知られています。もう西部開拓時代ではありません。いつまでも緩い規制のままでは、銃犯罪は減りませんよ。

チャーリー
チャーリー

私の生まれた国は自由の国でね。だがしかし、自由と好き勝手を混同する困った者もいるのだよ。そして、身を守る自由もある。そのうちのひとつが銃というだけだ。

エグザミナー紙
エグザミナー紙

テロに使われることもあれば、学校で乱射する学生もいる。被害者の遺族に同じことを言えるんですか。

チャーリー
チャーリー

ご遺族に伝えるべきは哀悼の意であって、わざわざ銃社会の危険性を説明する必要性があるとも思えないが?

エグザミナー紙
エグザミナー紙

では、西部劇のように皆がガンマンのようになって歩いても問題ないと。

チャーリー
チャーリー

州によって違うが、自衛の為の火器は限られているのだよ。自動小銃からトレンチガンまで、元々は狩猟用に開発されたと言われれば、販売の自由を認めないことになる。“獲物を取る為の長い物”という意味では釣竿と変わらないのだ。

エグザミナー紙
エグザミナー紙

釣竿でトラックのエンジンは釣り上げられないと思いますがね。

チャーリー
チャーリー

君が言っているのは.44マグナムかね? 人間に向けるのはダーティーハリーくらいなもので、元々は象撃ち用だ。大きく、危険性のあるエモノを獲る為のものが捜査官や兵士に使われるようになったのは遺憾だが、それを言ったらダイナマイトも変わらないだろう。

エグザミナー紙
エグザミナー紙

なるほど、あくまでも銃規制には反対のようですね。

チャーリー
チャーリー

少し違うな、自由の剥奪に反対なのだ。

エグザミナー紙
エグザミナー紙

売る自由、買う自由、所持する自由、撃つ自由、撃たれる自由、殺される自由があると。

チャーリー
チャーリー

君には嫌味を言う自由があり、私はそれを無視する自由もあるがね。

エグザミナー紙
エグザミナー紙

失言は認めますよ、ケイン議員。それでは、銃社会の犠牲となったウィンチェスターの幽霊屋敷はご存知ですか?

チャーリー
チャーリー

幽霊が存在するかどうかは別にして、幽霊屋敷と呼ばれている建物があるのは知っているとも。

エグザミナー紙
エグザミナー紙

当紙は銃規制推進を支持しています。そして、ウィンチェスターの幽霊屋敷はまさに銃社会の悪夢と言えます。そこで特集を組むのですが、公平性に欠けているのは自覚していました。どうでしょう? 銃規制反対派の議員が邸内にいるスナップが撮れれば、なかなか興味深い写真になると思うのですが…。

チャーリー
チャーリー

君は特集のバランスが取れ、カメラと言論の自由がある。私には何があるのかね?

エグザミナー紙
エグザミナー紙

メディアへの露出はそのまま支持率になるのではないかと思いまして。銃規制反対派にして推進派にも理解があるという立ち位置になりますから。

チャーリー
チャーリー

すぐ秘書にスケジュールを確認させよう。そうだ! 幽霊屋敷と呼ばれるくらいだ。夜に撮影はどうかね?

エグザミナー紙
エグザミナー紙

友人がゴシップ紙で近々、超常現象特集を組むと言っていたので、その筋の専門家に来てもらいますよ。ま、何もないとは思いますが。

チャーリー
チャーリー

何かあってたまるものか。よく撮れた写真なら大統領選の際に使わせてもらうとしよう。

長っ!
こいつら長いです。
もちろん、エグザミナー紙の記者はノーマンのプレイヤーがやっています。

さんざんクソ長い会話を展開しておいて、ゲーム的にやることと言えば【意志力】-1の能力判定だけ。
サイコロを振るだけ。
しかも、失敗。
ザマを見よ。

失敗している以上は、なにもかもが裏目に出たのでしょうから、幽霊屋敷は悲惨だったのでしょう。

夜が更けてゆくにつれて激しくなるラップ音。
繋がっていないはずの電話が鳴り響き、窓辺には人の顔が映り…。

チャーリー
チャーリー

う、う、うわあああああああ!

エグザミナー紙
エグザミナー紙

オー・マイ・ガァァァァァァ!!

一応、保険で連れてきた超常現象の専門家は「そんなもんあるわけがないだろう」と片っ端から反対意見を言いにきたケニー・オオツキ(日系人:ジーンズ=パンプキンズ大学教授)というミスキャスト。

「すべてはプラズマです! 不可思議なことはプラズマと錯覚だけで説明がつくのです! 電話からプラズマがっ! 窓辺にプラズマがっ! お父さんこういうのキライだぁぁ」

結局、エグザミナー紙の一面は銃規制うんぬんではなく「本当にあった幽霊屋敷」、
チャーリー・ケインは「化けて出る自由」という謎の主張、
ドクター・オオツキは「サンフランシスコ自体がプラズマ」という三者三様の軽い発狂を醸し出して…

チャーリーの正気度-2。

 

神話:「古代の秘密」そして、探検遭遇カードは失われた

手がかりになりそうな「失われた寺院」について、探索者一行よりも先に尋ねて回っている者達がいることが分かりました。
世界的な異常事態というものは、世界中の探索者や物好き、カルト集団などを惹きつけますから当然と言えば当然かもしれません。
ゲーム的には先に到達して、このクエストをクリアしたいものです。

神話カード「古代の秘密」

そうして、出てきた手がかりとなるクルートークンの配置場所は…なんと、サンフランシスコ。

トミーとチャーリーがいる街に手掛かりがあることに!

しかし、厄介なこともあります。
この神話カードは「継続」の効果を持つので、このクエストを解決しない以上、探検遭遇カードがどんどん失われていくことになります。
最悪なことに、カードがなくなれば世界は破滅します。

解決のためには、観察力の高い者が行き、能力値判定に成功した上でクルートークンを2つ消費しないといけません。

現在の探検場所トークンはシドニーですから、まずシドニーのカードが失われました。
次のターンになると、探索遭遇カードの「一番上のカードの場所」に探検場所トークンが移動します。このカード喪失は、赤いアイコンの同時発生効果が発動する度に起こります。

そして、同時発生効果が発動すると、モンスターのドールが1マス移動を開始します。すぐ近くに探索者がいませんが、いまのところデイジーがそれなりの距離にいますから、彼女の後を追うように16のマスへ来ました。

漠然とした身の危険を感じるデイジーですが、さらにデイジー自身も厄介なことが起こります。
そう、犯罪王に大きな借りがあるのです。

債務状態に陥っている彼女は恐る恐る、債務のカードを裏返しました。
取り立て屋がやってきたようです。

状態カード「債務」裏・債務取り立て人

デイジー、運命の【影響力】で能力判定。

チーン

取り立て人「では、頂いていきますよ」

デイジー
デイジー

いやあああ! せっかく揃えたのに!

判定失敗の結果「古い手記」と「不浄の書」が質代わりに取られてしまいました。
一見すると小汚い本が2冊ですから、意外に少ない借金な気もします。

とは言え、まだ「古い手記」を裏返していなかっただけに残念がるデイジー役のプレイヤー。

『エルドリッチホラー』をやってみれば分かります。
これくらいなら運は良い方なのです。

このゲームではもっともっと恐ろしいカードは山ほどあるのですから…。

 

 

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