※このセッションでは結構、多くのルールを把握違いしていました。コメント欄にてご指摘を頂いている通りです。このセッションをプレイの見本として、同じようなミスルールでプレイしないようご注意下さい。
2021/07/05 第10ラウンドのセッション開始します。
ROUND10 アクションフェイズ
探検隊長 レオ
探検家 アーシュラ
女優 ローラ
政治家 チャーリー
手番はループしますが、第6ラウンドから順番を変えました。
探検隊長 レオのアクション
レオは呪文「イシスの祝福」を行います。指定する相手はローラ。「秘密のページ」とローラの能力により3d6で判定。加えてレオは集中トークンの使用を宣言します。
判定の結果は2、2、6で成功! 振り直しましたが、1成功は変わらず。
これにより、ローラは祝福状態となりました。以後、ローラの行う全ての成功判定では4~6が成功とみなされます。
そして「イシスの祝福」の裏はこちら。
呪文の副作用により、レオは体力が0に。志半ばで倒れました…といくところですが、ここでさらに集中トークンを使用&クルートークンの使用を宣言します。
元々、集中トークンの使用は宣言していましたが、アーシュラの能力により消費を免れていますので残っています。加えて彼は既にクルートークンを一つ持っていますので、これで2回分の振り直しができます…1、3。それでも失敗。
叶わず。ここには私の判断が甘かったこともあります。正気度があるので呪文の裏の効果に耐えられるかと思っていました。先に休憩アクションを挟んでからにしておくべきでした。悔やみきれませんが先に進みます。
この呪文の副作用により体力が0になりますが、この呪文の成功と同時に「旧支配者の封印」を発動。裏面を見ます。
体力が0になって探索の終わり間際まで、レオは世界のために尽力しました…。
…。
いや、ちょっと待て。
全員が同じマスにおり、このラウンドは「エステバン・エレーロ」の効果は出ていない。つまり、物品や情報の交換はいつでも即時可能。
今の時点でアーシュラは3つのクルートークンを持っているから、それをレオに渡せば彼は3回の振り直しができることになります。この振り直し3回の内、2回を成功すれば、イシスの祝福は全成功したとみなされ、同じブエノスアイレスにいる全員が祝福状態となります。
しかし、逆に失敗すれば貴重なクルートークンを失うことにより、クティーラの戦いでは振り直せるダイスの数が少なくなるだけで不利になります。
クルートークンは集中トークンと違い、ダイスを振った後でも使用を宣言できます。まだ次のロールはしていない。つまり、今なら間に合う。
やるか、やらざるべきか。
ここでプレイヤー達は話し合います。
結果、彼らが出した答えは…
彼は「飢餓」と「脚部損傷」と「パラノイア」を脱するためのロールを行います。
結果、「飢餓」は残りましたが、「脚部損傷」と「パラノイア」から脱します。着実の復活の道を行くレオ。
政治家 チャーリーのアクション
チャーリーは助力カードを得るためのアクションを起こします。この段階ではローラがいますので影
1・2・3・4・6・6で3成功。
チャーリーはアーシュラに「
チャーリーの二つめのアクションとして、
女優 ローラのアクション
ローラはアクションとしてレベルアップトークンを移動させます。
筋力に集中させようかと思ったのですが、
次に移動アクションに入り、12のマスを目指します。
探検家 アーシュラ・ダウンズ
アーシュラは休息アクションを先に取ります。
これにより、彼女の正気度が「欽定訳聖書」
次にレオに渡ったクルートークン最後の一つを再び受け取ります。
「エステバン・エレーロ」の効果は1ラウンドに1回のみですが、
チャーリーからの追加アクションとしてローラの向かう船に乗り込
2人は12のマスに進みます。
ROUND10 遭遇フェイズ
政治家 レオの遭遇
レオとチャーリーはブエノスアイレスに留まりましたので、それぞれ「アメリカ遭遇カード」を引きます。レオはこちら。前回出たのと同じですが、もう一度知識ロールとなります。
レオの知識ロール、1、5で成功。得た呪文カードはこちら「送還」。説明を読む限り、これはTRPGの「Call of Cthulhu」の退去の呪文に近いようです。早い段階で手に入れれば使ったかもしれませんが、今回のセッションでは使うことはなさそうです。
4・5で2成功。引いたカードはこちら「虚空拡張」です。
すでに最終局面ですから使う機会はないと思いますが、知恵のある者が使えば素晴らしく便利なカードと言えましょう。
戦闘に入ると同時にチャーリーはブエノスアイレスから呪文「介入」をアーシュラへ行います。
こちらは「神秘の写本」の効果が加わり3d6での成否判定5・5・6で3成功。
これによりアーシュラは筋力+3としてロールできます。そして、この呪文の裏面の効果は以下のようなものでした。
この場合の「その探索者」とはアーシュラのことですが、彼女は正気度を-1することにより、2個までダイスを振り直すことができるようになりました。呪文の効果は強烈です。
女優 ローラの遭遇
ローラの意志力判定です。「カルト信者の手記」
次に攻撃です。
「カルト信者の手記」とレベルアップトークンの移動、
探検家 アーシュラ・ダウンズの遭遇
アーシュラも意志力判定を行います。「
ロールの結果4、3、2、2で1成功。ダイス一つを振り直して4、これで2成功。アーシュラの正気度は-1に留めました。これくらいなら無理にチャーリーに育んでもらわなくても良いと思い要請はしませんでした。
次に攻撃です。
「ラッパ銃」の効果により、筋力修正が入る分、
アーシュラのダイス目は、4
この攻撃の内、一つのダイス目を「幸運の煙草入れ」の効果で+1できます。ダイス目5→6へ。「らっぱ銃」の効果により、1の目は成功数-
加えて残る2のダイス目に対して最後のクルートークンを使用。振り直した結果は…2。変わらず。
アーシュラの攻撃により、クティーラへダメージ5点を一気に与えることができました。呪文「介入」の効果で正気度を減らしてダイスを振り直そうかと思ったのですが、既に最初のローラのダメージとの累積で7点のダメージを与えたので1ラウンドキル成功です。
アーシュラ自身は正気度-1のみでノーダメージ。
ローラは巻きつく触手を斧で薙ぎ払い、間に合わないものはダブルバレルデリンジャーで0距離射撃。アーシュラはらっぱ銃を撃ち続けました。クティーラの恐ろしい咆哮で正気を失いそうになりながらも攻撃の手は緩めません。
南洋の星空の元、恐ろしいモンスターの咆哮が静まるまで、銃声が響き渡ります。
特殊モンスター「クティーラ」を撃破。
最終クエスト「星を見る」をクリアしました。3枚のクエストカードをクリアしたことで探索者の勝利条件が整いました。あとはこのラウンドの神話フェイズを終えることができれば、このゲームに勝利します。
ROUND10 神話フェイズ
最後に残る問題はこの神話フェイズです。
神話カードの中には、全てのクエストクリアをなかったことにする恐ろしいカード(全ては徒労に、など)があります。ゲーム序盤に出るなら良いですが、今の時点では絶対に引いてはいけないカードです。それだけは避けたい。
第10ラウンドで引いた神話カードはこちら。
彼女たちの戦いは世界に駆け巡りました。
そして、
先ほどの祝福の効果といい、まさにドラマのような幕引きです。このセッションにはふさわしい。
最後までこのフェイズを処理します。
予兆トークンが動きますが呼応するゲートはなし。
同時発生効果が起きます。これが一番厄介ですが、探索者達は凌ぐためのロールを開始します。凌ぎ切れば探索者側の勝利です。
レオの「飢餓」による意志力判定。
4、2、2で祝福の効果もあって成功。耐えました。
次に「ティンダロスの猟犬」が一足飛びにブエノスアイレスにやってきます。チャーリーとレオどちらかと戦闘になりますが、残っている体力からチャーリーの戦闘遭遇としました。このラウンドだけで良いので耐えられるかどうか。
2d6で正気度判定2・4で1成功。若干、
筋力チェック4で1成功。チャーリーは突然、襲い来る「ティンダロスの猟犬」
ここで全員の祝福の効果が継続するかどうかの1d6ロール。結果レオのみ効果が切れましたが、他3人は継続です(なぜ、いつもレオばかり苦労するか)。
そして、最後のゲートが出現します。最後の出現場所は…なんと、ブエノスアイレス。
レオとチャーリーがいる街にまさにゲートが出現しました。察するにカルト信者たちが最後の悪あがきをしてきたというところでしょう。
モンスターが2体出現します。出てきたのは「魔女」と「黒い仔山羊」魔女はともかく、また強烈なのを呼び出されました。ですが、この神話フェイズでは彼らは攻撃できません。できるのは「ティンダロスの猟犬」だけです。
つまり、この神話フェイズの終了が先となるので、結論、このセッションの探索者側の勝ちは動きません。
そして、世界は反撃を始めます。
きっと、この後、南の海から戻ってきた2人がチャーリーやレオの支援を受けて「魔女」や「黒い仔山羊」に対して激戦を始めることでしょう。ですが、今の彼女たちならモンスターの一体や二体はものの数ではありません。何より、世界を守る名もなき探索者達が心強い味方となってくれるのですから。
こうして世界はまた一つの危機を乗り越えました。
エピローグ
戦いを終えた探索者達は、それぞれ傷を癒し、自分の生活へと帰りました。
ただ、静かに自分たちの生まれ故郷や仕事場へと帰ったのです。
お金が貰えるわけではなく、名誉を得られるわけでもない。
社会的な地位が上がるわけでもない。
命を懸け、生活を犠牲にした勇者達は、ただ、世界がこの後も続くようにと、それだけのために戦いました。
これは単なるゲームでしょうか。本当に?
このタイミングで急いでこのセッションを行う必要がありました。日本海側で続いた豪雨の他に、北米東海岸で、南米の西海岸で、本当は何が起きているのか。戒厳令はどこまで続けられるのか。
このゲームの良い結果を元に、今、人類が直面している危機を乗り越えられるよう、神様にお祈りしつつ、この記事を終わりにしようと思います。
世界を守る勇敢な探索者達に幸あれ。
アーメン。
※このサーバーは2021年の年末に契約を終了予定です。面白いと思ってくれる方がいるようなら、もしかしたら続けるかもしれません。
※このセッションでは結構、多くのルールを把握違いしていました。コメント欄にてご指摘を頂いている通りです。このセッションをプレイの見本として、同じようなミスルールでプレイしないようご注意下さい。
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コメント
「イシスの祝福」の処理のところですが、問題があります。
まず、ダイスのリロールのですが、結果が確定する前(この場合はフリップする前)までです。結果を見た後にリロールすることはできません。
「この呪文の副作用により体力が0になりますが、この呪文の成功と同時に「旧支配者の封印」を発動。裏面を見ます。」
体力が0になった場合、直ちに敗北処理に移ります。「旧支配者の封印」を発動することはできません。
また、根本的なことなのですが、テスト結果を見た後にそのテストをやり直すことは許可されておりません。